白井健三の新技「シライ」を徹底解説!難度は?2やキムヒムンも

世界の体操界に衝撃を与えた白井健三選手。一時期テレビでもよく取り上げられたので、体操を知らない方でも知っている方は多いと思います。東京オリンピックでも活躍が期待されますが、そんな白井健三選手の技「シライ」について今回徹底解説していきたいと思います。

白井健三(しらいけんぞう)の技「シライ」とは?

体操ではオリジナル技を発表すると自分の技に自分の名前が付きます。日本人だと森末慎二選手の「モリスエ」だったり、塚原光男の「ツカハラ」などがありますが、その中でまだ17歳の高校生だった白井健三選手が生み出したオリジナル技「シライ」が発表されると、世界中で衝撃が走りました。

その技がこちら



捻りすぎてやべえ…

器械体操には6つの種目があるのですが、このシライは「床」での技で、

ロンダートから入って伸身状態でバク宙しているのですが、

そのバク宙に四回捻りを加えて着地しています。

今まで床では三回ひねりまでが限界とされていますが、なんと17歳のシライ選手がその常識を覆しました。凄い!


「シライ」2やシライキムヒフンも登場

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さらにシライ選手が凄いのは床以外でもオリジナル技を誕生させるところ。

跳馬では、ロンダートから入り後方伸身三回半ひねりを成功。自らの技と認定され、シライ/キムヒフンと名前が付きました。



さらに、前方伸身3回捻りも、「シライ2」と認定。



とにかく白井選手、捻りが綺麗で早くて上手なんですよね~。

日本だと内村航平選手の捻りも評価されていますが、それ以上との高い評価も。


難度は?

まず体操の技にはそれぞれ難易度が決まっており、一番簡単なものでA難度、一番難しい技だとH難度まであります。

そんな中で、白井健三選手の技、「シライ」どの程度の難度なのかと言うと、

シライはF難度。なんだそーでもないのかって思った方、実は以前はF難度とか存在しなかったんです。

そもそも最初の体操はC難度までしかなく、それ以上難度をスーパーCとか、言っていたのですがどんどん体操のレベルが上がるにつれ、現在ではH難度まで現れるようになりました。

つまり、F難度と言えどかなり高難度なのです。

一昔前だとスーパーEという言葉で呼ばれていたと思います。

シライ2もシライ/キムヒムンもF難度で、現在の体操界のレベルでは最高難易度とまではいきませんが、一流の体操選手でないと出来ないのは間違いないでしょう。


Hikaruの一言

白井健三選手は現在19歳。東京オリンピックでもメダルが期待される選手ですので、彼の今後の活躍に注目ですね。
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